6月9日(水)令和2年度より行われていた才上遺跡の発掘調査を再開しました!
才上遺跡は伊仙町上検福集落近くにある遺跡です。畑地区画整備にともない令和2年度より記録保存のための発掘調査を行ってきました。
令和2年の調査では、今から1,000年前~500年前の田んぼ跡が確認されました。またカムィヤキを中心とした当時の日用品も多くみられ、500年間の人々の生活の移り変わりがわかる可能性が出てきました。さらに令和2年の調査の終わりには、田んぼが作られる少し前の人々の生活の様子が見え始めていました。
それでは才上の地で田んぼが作られる以前、人々は才上の土地をどのように利用していたのでしょうか。この問いに答えるため、いざ調査を再開!・・・といきたかったところですが、梅雨時期のため発掘現場は水没しておりました。令和3年度は発掘現場の排水から始まる残念な感じではありますが、めげずに調査を継続していければと思います。
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